定例会は参加は無料で予約も不要です。
現在予定されている今後の定例会の情報です。
第195回 | 日時:2025年11月15日(土) 14:00 | ![]() | ||
話題: | 『湯川秀樹旧宅の京都大学への移管と現状について』 | |||
提供: | 岡田 知弘 先生 | 京都橘大学・学長 (専門:経済学・地域経済学) | ||
会場: | 京都大学 理学部 セミナーハウス | |||
招聘: | 坂本理事 | |||
要旨: | 私は、偶然の縁から、湯川家からの依頼にもとづき、湯川秀樹博士の終の棲家となった下鴨泉川町の旧宅を、「湯川秀樹旧宅の保存と活用を願う市民の会」の代表として京都大学に移管する取り組みに関わることになった。すでに建物については、長谷工コーポレーションの手によって修築され、京都大学に移管され「下鴨休影荘」として一部利用されている。併せて、旧宅には、多くの史資料が残されており、市民の会として、それらの分別を行った上、しかるべき史資料の仮目録をつくり、京都大学に寄贈する作業も行った。本講演では、その経緯とともに、旧宅に残されていた史資料を大きく区分しながら、特徴的な資料に関わるエピソード、さらに今後の課題などについて私見を述べてみたい。 |
会場は京都大学北部構内にある理学研究科セミナーハウスです。
今後ご参加の皆様へ改めてお願いがございます
今春(2023年春)からコロナの5類移行と会場の使用規制停止で、定例会を再開をいたしましたが、コロナは収束した訳ではなく、 現在も陽性者は全国で出ており増加傾向にありクラスターの発生もあり、感染者の二割に後遺症が出るが対症療法しかない、 感染力の強い変異種の日本への上陸、医療者からの冬に向かっての警鐘、などなど、大きく報道されない現状が有ります。
以前例会にご登壇頂いた社会医学・疫学の藤田先生から、政治や世論のコロナ無警戒ぶりに危機感を持たれ、 有効なワクチン接種とマスク着用とを参加の皆さんに推奨されたしとのご助言を頂き、ほかの医師の先生方からも 警戒を解ける状況ではないとお聞きしました。
主催側では当面、会場の消毒・換気、マスク、酒精、遠隔体温計、間隔が取れる座席を準備いたします。 ご参加の皆様には今まで通リの予防対応をなさってご来場戴きますようお願い申し上げます。
2023年10月吉日 主催者 敬白
こちらから検索できます。
第194回 | 日時:2025年10月11日(土) 14:00 | ![]() | ||
話題: | 『未来の海を予測する:気候変動と海洋シミュレーション』 | |||
提供: | 坂本 圭 先生 | 京都大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻 准教授 (専門:海洋物理学) | ||
会場: | 京都大学 理学部 セミナーハウス | |||
招聘: | 坂本理事 | |||
要旨: | 現在、地球温暖化に伴って海水温が上昇し、猛暑や豪雨など頻発する気象災害の要因となるなど大気にも影響を与えています。二酸化炭素など温室効果ガス濃度の上昇が止まらない現状と、長い時間スケールで変化する海洋の特徴から、海洋は今後さらに変化すると考えられ、その正確な将来予測が求められています。この課題に立ち向かうのが、物理法則を基盤にした数値モデルによる海洋予測シミュレーション研究です。本講演では、流体力学に基づく海洋運動の特徴や、それをコンピュータ・プログラムに落とし込む差分化など、海洋モデルの基礎を解説します。そのうえで、シミュレーション結果に基づいた「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」や気象庁の報告書をもとに、海水温、海面水位、海洋循環などに関する世界や日本周辺の将来予測を示します。また、海洋変化に起因する様々な影響や、気候変動に関する信頼できる情報源についても紹介したいと思います。 |
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